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長江実業地産投資有限公司

キーマンインタビュー

長江実業地産投資有限公司

エリア：その他

董事黄思行氏

世界が選ぶ「高・尚領域」
新たなランドマークとして
地域に活性化に貢献する

香港で創業し、不動産開発業界のリーディングカンパニーである「長江実業集団有限公司」は、世界各地で不動産開発や投資、ホテルの運営など幅広い事業プロジェクトを展開している。今回は上海真如エリアの都市開発プロジェクト「高・尚領域」について、長江実業集団有限公司傘下の「長江実業地産投資有限公司」董事の黄氏にお話を伺った。

香港大手の企業グループのひとつ

私たち「長江実業集団有限公司」（以下、長江実業グループ）は、1957年に香港で創業しました。香港の発展とともに成長し、現在は不動産開発業界のリーディングカンパニーとして、不動産開発や投資、ホテルの運営を世界各地で行っております。中国では北京、上海、広州、武漢、長沙などの主要都市で物件の販売及び賃貸、ホテルサービスなどの幅広い不動産開発事業プロジェクトを展開しています。
　私は「長江実業地産投資有限公司」董事を務める黄思行と申します。長江実業グループに勤めて30年以上になり、現在は商業戦略の意思決定のほか、リスク管理及び賃貸業務に関連するすべての管理をしています。管理チームには100名以上が所属し、規模の大きいプロジェクトである分、細心の注意を払わなくてはいけないことばかりですが、とてもやりがいを感じる仕事です。
　上海には多くの日系企業が進出しており、ビジネスをご一緒する場面があります。この記事を読んでおられる皆様とも、より良い関係を築きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

世界有数の企業が集まる
TODプロジェクト「高・尚領域」

さて、皆様もご存知の通り上海は発展著しい都市ですが、そのなかでも、普陀区の真如エリアは公共施設の建設を積極的に推進しています。商業施設や住宅などの新規プロジェクトが盛んに行われており、都市発展への強い意欲を感じます。こうした背景から、真如エリアが持つ副都心としての潜在能力に着目し、長江実業グループは「高・尚領域」の開発プロジェクトを進めてきました。
　「高・尚領域」は高級住宅、旗艦店舗、高級ホテル、商業施設、オフィスビルが一体化したTOD（公共交通指向型都市開発）プロジェクトです。総開発面積は117万㎡、敷地内には超一級のオフィスビルを5棟有し、総建築面積は26万㎡以上です。すでに完成しているT2とT3のオフィスビルは、地下鉄11、14号線真如駅とシームレスに繋がっています。毎日通勤するオフィスが駅から近いことはオフィス選びの大切なポイントですね。また、徒歩15分ほどのところには上海西駅があるので高鉄から他都市へのアクセスも良好で、さらには滬寧高速道路や滬嘉高速道路への乗り降りもスムーズと、交通の利便性は非常に優れています。
　オフィスビルT3は賃貸成約率が80％以上と目覚ましい成果を収めています。特出すべきは、テナントの3割が多国籍企業が占めていること、そしてITやコンサルティングサービス、ソフトウェアプラットフォーム、バイオテクノロジーなど、さまざまな分野の企業が入居していることです。そのなかには、イタリアの老舗企業「嘉特納幕墙（上海）有限公司」、大手マーケティングコンサルティング企業「易美済公共関系顧問（上海）有限公司」など、世界的に優れた企業も含まれています。スタートアップ企業から世界的大企業までが、この「高・尚領域」を選んでくださっているのは大変光栄なことです。このプロジェクトのブランド価値や立地、品質の卓越性と認知度を十分に理解し、上海でビジネスをするに相応しい場所であると自負しております。
　また、32階建てのT2は新たにテナント募集を始めたオフィスビルで、T3同様開放感のある造りになっています。周囲には視界を遮る高い建物がないので、高層階からの景色を一望できるのは、特別感と癒しを与えることでしょう。このT2は現在、大面積のお客様との交渉が進められています。大面積でご契約された場合、専用のロビーフロントデスク、メインエントランスへの企業ロゴマーク旗の設置、さらにはオフィスビルの命名権など、多くのプレミアム特典をご用意しています。これらの特典を得ることは、中国において企業ブランドの価値をさらに高められることでしょう。　
　先程申し上げたオフィスビルT2及びT3にはすでに多くの企業に入居していただいているため、募集区画は残りわずかとなっています。より良いビジネスをするための居心地の良いオフィス環境を自信を持って提供していますので、ぜひ日系企業の皆様にもご検討いただきたいと思います。各企業のニーズに応えるため、面積の組合せについては柔軟に対応させていただきますので、ご興味のある方はぜひ一度お問合せください。
　このオフィスビル郡には大型商業施設「LOVE@大都会」が隣接しています。施設名にもある「愛」がコンセプトで、22万㎡もの広さには多種多様な店舗やブランドが集結しています。飲食店の約50％がビジネスパーソン向けにランチメニューを提供しているので、毎日のランチ選びに頭を悩ますことはありませんね。また、ご家族で楽しめる施設になっているので、ぜひ休日も「LOVE@大都会」へ足を運んでみてください。
　また、このプロジェクトには現在最も注目されているESG（環境・社会・ガバナンス）の概念が考慮されています。緑の公共スペース、複合型の生態回廊、ペーパーレスオフィス、ごみの分別、再生可能な資源の利用など、これらの取り組みも順次実現されています。

WORK HARD, PLAY HARD

今後の目標として、私個人的では「WORK HARD, PLAY HARD（一生懸命働き、一生懸命遊ぶ）」の精神を持ち続け、私たちのプロジェクトが国際レベルの多様な商業施設を提供するだけでなく、消費者のニーズを満たし、楽しい高品質なエンターテイメント体験、社会交流イベント、ビジネスと生活のサポートを創造することを期待しています。経済を活性化させ、ビジネスパートナーとの長期的な協力関係を築き、双方にとってのより良いビジネス、そして未来を創出していきたいです。