中華料理

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厲家菜 本店(リージャーツァイ)
宮廷内の普段の食事を堪能できる店
清代から内大臣を務めてきた厲家に代々伝わる料理の本家。長い間あまり知られることはなかったが、いつのまにか外国人の間で評判にとなり、世界でもっとも知名度の高いレストランのひとつとなった。有名店でありながら店内は素朴で質素な印象。だが、並べられている代々から伝わる骨董品からは本物の風格が漂っている。「厲家菜」の初代のオーナーは西太后の料理人で、彼は秘伝のレシピを再現してレストランを開いたという。ちなみに、実際はここ「厲家菜」は本格的な宮廷料理とはちょっと違う「官府菜」と呼ばれている。宮廷に勤めていた高官が食べる料理のこと。宮廷内での普段の食事と言ってもいいであろう。カラシの効いた白菜の冷菜や麻豆腐など北京ではおなじみの料理もある。一皿一皿の量が少なく、皿数が多いのでいろんなものをちょっとづつ食べたい人にぴったりだ。
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