新店舗

中国美術館裏の胡同を突き進み、胡同の行き止まりにある何の表札もない門をくぐる。そこが隠れたベトナム料理の名店と名高い「SUSU」。以前は知る人ぞ知るで、外国人が多く集まる場所だったが、最近は中国人の若者であふれている。四合院を改造した店内は、吹き抜けになっている中庭に降り注ぐ日差しが暖かい。

DIYで作る生春巻やバナナの揚げ春巻から、本格的なフレンチベトナムな料理まで飽きのこないメニューが揃う。オススメは、姜公呂望烤魚（158元）。太公望の名前を冠するこのメニューは、4名程度でシェアするには最適。生姜鶏肉は、味わい深いスープが癖になる。

ランチタイムも営業しているがランチメニューはない。予約が取れにくい店になっているので、数日前の予約が望ましい。時間がゆったり流れているような雰囲気で、天気の良い日なら、屋根上のスペースで越南珈琲（25元）でも飲みながらゆっくりしたい。

[キーワード]すす、オープンテラス、ベトナムコーヒー、胡同